Google日本語入力(β)概要紹介
Google日本語入力（ベータ版）は、Windows(32bit版)とMacに対応した、無料の日本語IMEです。
ダウンロード・インストールすれば、そのまま標準のIMEとして、すぐに日本語変換機能を利用する事ができます。
Googleサジェストの機能を応用した（変換）候補一覧などで、日本語入力が楽に行えます。また、学習能力に優れ変換効率も高く、Windows標準のIMEでは変換が難しい単語でも一発変換されるなどの特徴があります。
特にメインの検索エンジンにGoogleを頻繁に使ってられる方には、最も自然で適切な変換で、受け入れ易い日本語IMEと感じるのではないかと思われます。
●∵Google 日本語入力 - ダウンロード Help2016/10/20：URL更新
2009/12/16：昨日より64bit版(Win)のダウンロードも開始
2009/12/03：IE等でダウンロード不能な方は、GoogleChromeの利用推奨
・対応OS：Windows XP SP2以降/Vista/7/Mac OSX Leopard (10.5)以降
Google日本語入力の概要
通常通り上記Googleのウェブサイトから、ダウンロードしてインストールして下さい。
”使用状況データと障害レポートを Google に自動送信して Google 日本語入力の機能向上に役立てる。 ”と言う項目にマークしても、あなたの入力した文字などの個人情報がGoogleに通知される事はありません。送信されるのは、OS情報,カスタマイズ情報,打鍵数などの統計情報,クラッシュレポートのみです。
尚、Googleの無料IMEには、日本語IME以外にも、中国語版(Google Pinyin IME)も有ります。
Google日本語入力 備考・注意事項
特に注意すべき点は無いと思われます。設定を変更すれば、オンラインヘルプの”手動で日本語入力システムを変更する方法”を参照すれば、以前のIMEにもすぐ戻せます。
サジェスト機能 適当にキーワードの一部を入力し、[TAB]キーを押す事、或いは自動で、候補一覧が出ます。
但し、同じキーワードでも、[TAB]キーを押しても、候補が僅かしか出なくなる現象もあります。その場合は[SPACE]バー又は[変換]キーを併用して下さい。
サジェスト機能は（ネットに接続していない）オフライン時でも利用できます。
遅いPCなどで変換が重いと言う方は、サジェスト機能をオフにすると幾分か軽くなります。
（ローマ字入力では無い）かな入力時などで、若干の不具合がある模様です。
例：[ー]を押すと”ほ”になる。[SHFT]+[\]で正常に”ー”に変換される。
辞書学習機能を一時的にオフにする事ができる機能の模様です。その他は不明。
辞書のインポートWindows標準のMS-IMEのユーザー辞書を、辞書登録よりインポートできます。エンコードは”Shift_JIS”にする必要があります。
Google日本語入力でのサジェスト機能などによる日本語変換例
以下、Googleサジェスト機能の変換候補などで、個人的に少し気がついた、便利,面白い,不満などの例を、簡単に紹介します。
面白い・ユニーク例：はんにん ⇒ 犯人はヤス
例：だまれ ⇒ だまれガチャピン,黙れ小僧
例：わら ⇒ 笑っていいとも,笑ゥせぇるすまん
例：なく ⇒ 成功したい （←何故か…）
例：おば ⇒ おばけなんてないさ
例：うると ⇒ ウルトラマン,ウルトラセブン,ウルトラミラクルラブストーリー
例：かめ ⇒ 仮面ライダー,仮面のメイドガイ
・数字の16進数,2進数,8進数などの表記変換 ※数字変換を有効をマーク
例：０１２３ ⇒ 0x7b(16進数),0173(8進数),0b1111011(2進数)
・年号変換(和暦⇔西暦） ※日付変換を有効をマーク
例：２００５ねん ⇒ 平成17年,１２１３ねん ⇒ 建暦3年
・難しい人名や地名も一度で覚える。
例：（多分存在しない人名）ななしのごんべい ⇒ （２回目からは一発変換）菜梨野権瓶
・”顔 ”で顔文字変換が出来ない。※顔文字辞書のインポートで解決する
・日本語変換がおかしい
例：しにくい ⇒ 知にくい,シニクイ,歯にくい など。標準IMEでは”し難い”とすぐ出る。
・数字は、テンキー入力でも全角が標準。
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