アクセスアップ、SEO改善に相互リンクをする場合の注意点 このページでは、HP製作中級者以上向けの、相互リンクを、ホームページのアクセスアップ、リンクポピュラリティ向上(SEO)に用いる場合の注意事項などを、思いつくまま記載しています。
相互リンクの原点を忘れるな
相互リンクは、(同種・異種を問わず)サイト間のコンテンツの補間を、そのサイト管理者の趣旨に則って行う事で、ポータル系サイト・検索エンジンなどを介さない、利用者の便の向上を促し、目的の情報やコンテンツを探し易くすると言う面があります。 又、相互リンクサイト間は、技術・サイト告知など、何らかの相互協力や管理者間の交流が行われる事もあって、その意味が増します。単にリンクを貼るだけと言う行為に終始しない事物であって、サイト管理者間の信頼関係・交流関係構築の1つのきっかけとお考え下さい。最初に結論を書いていますが、これが最も重要になります。 相互リンクネットへの登録は効果があるか? 検索エンジン結果に早く掲載される為、或いは上位掲載される為に、SEO目的でそのような、(今はかなり少なくなった)純粋な、相互リンク支援サイトでは無い、(相互リンクと言う名称に変わっただけの巷に無数にあったアクセスアップサイトである)相互リンクネットに登録するサイトはまだまだ増加傾向と思われます。実体は、Yomiサーチ系検索エンジンなどが大半ですので、登録時の注意点は、
登録無料検索エンジンへの登録について
で述べているのと同じと考えて差し支え無いでしょう。 まともな相互リンクネットの多くは、SEO重視の構造をしていますので、上位カテゴリーに登録されたとしても、逆アクセスのある事は少なくなり、アクセス解析などを使っていても、効果がよくわからないけれども、検索エンジンからのアクセスが増えたと言う事になります。しかし、名のみの、殆ど効果が無く、特定のサイトを宣伝する事が目的に設置されたと思われる、相互リンクネットも多数あります。それすらの見極めもできない方は残念ながら、このページはお読みにならないようにお勧めします。 トップ相互リンクが一番狙われる
以前はよくありましたが、”トップページにリンクを貼りました”と言った書き出しで、暗に、同じようにトップページへの相互リンク強要を、一見すると丁寧・低姿勢な
謙譲語を使って書いてくるサイトがあります。検索エンジンや有力サイトにも登録されておらず、影響力の無いサイトなら、黙ってリンクを貼るのが普通です。それを、有力サイトか、相互リンクしてくれそうな”迂闊な人”、”人の良さそうな人”の管理人を狙って、メールを
無分別にばらまきます。 『トップページに、何も考えずに、相互リンクをしているような馬鹿な管理者は狙ってしまえ』と考える者がいる訳です。これは個人サイトに限らず、大手商用サイトもターゲットとされる場合があります。
トップ相互リンクで誘う
逆に、トップ相互リンクをしているので、効果があるように見せかけて、実は殆ど効果が無いのに、相互リンク募集を呼びかけるサイトも多数あります。トップであれ、サブであれ、そのページの性質を見極めねばなりません。そのページに掲載された場合のトラフィック量、SEO効果など、総合的に判断せねば、有益性はわかりません。 効果の全く無い相互リンクページ
相互リンクページに、大量に相互リンクサイトが掲載されていたり、検索エンジンに登録されていなかったり(登録させなくしていたり)、サイト内でどこからもリンクされていなかったりするような、見せ掛けの相互リンクページにリンクされている場合もあります。
相互リンクを外すサイト
相互リンクページに未だリンクがあっても内部リンクを解除したり、場合によっては特別な理由も無いのにリンク自体を解除するサイトと言うのも多数あります。
サイト・ページのリニューアル時などには、ミスで削除されるケースと言うのはあり、それらは例外ですが、例えば、相互リンクが不要と思われるような知名度の高い企業サイトなどで、サイトのPR向上目的で、一般サイトに広くリンク募集を行う、相互リンクページを設置する場合がありますが、サイト内をくまなく見ても、相互リンクページへの内部リンクが一切無く、相応の被リンクが発生した時点で相互リンクページを削除するなどと言うケースも時々見受けられます。多分、請負業者がやっていると作業と思われますので、企業の知名度のみで信用してはいけません。
相互リンクの効果があるように見せかけるサイト
相互リンク先から、proxy利用など、何らかの手法で偽装のアクセスや空アクセスなどを発生させる事で、効果があるように見せかけるサイトもあります。クッキーで判別したり、アクセス解析時の考察で、同一IPやproxyIPを除外する事でそれが判明する事もあります。
他方、アクセス解析ソフトを過信しない程度のレベルは必要ですね。アクセス解析ツールもごまかされるケースも考えられない訳ではありませんので、多面的な分析は必要です。
悪意を持ったリンクを貼るサイト
相互リンクを貼ったとしながら、公序良俗に反する、アダルト、違法サイトなどと同じグループに入れたり、サイトとは全く無関係で、故意に事実とは異なる紹介文などで、悪意を持っていると思われるリンクをするケースもあります。これらは、サイト運営上、マイナス要因のリンクになり、即刻、相手サイトに抗議や警告、及びリンク解除をするなどが必要になります。
重要な点は、悪意があるのか、故意にそうしたのかどうかです。それを見抜け無いと難しくなります。丁寧な日本語、謙譲語を使って、いかにも敬うような文章などの場合のほうが、アヤシイ場合もあり、そう言う管理者は、突然、豹変しますので、きちんと見抜く術をえておく事が肝心です。
相互リンクに、お勧めのサイトは では、どのようなサイトと相互リンクすれば良いかと言うと、以下の2点をあげておきます。 ・登録される予定のページが、既に検索エンジンに登録済みで、ユーザビリティーに優れ、訪問者がきちんと見ていけるようなスタイルで適切に紹介され、デッドリンクが少ない点や、もちろん公序良俗に反するようなサイトと同列に扱われず、正当に評価されているなどでしょう。
・サイト管理者が、SEO業者の偽装などに狙われないような相応の知識を持って、相互リンクを管理し、訪問者やサイト間の利益を堅持させ、相互に発展させる能力を持っている事
最後に 『相互リンクしたので、リンクして貰える』
『リンクされたので相互リンクしよう』
そんな安易な考えは、中級者クラス以上の方なら持って無いでしょう。もし、持っていたら捨てるべきです。SEO業者の偽装などや、そう言った手法が当たり前と思ってる個人サイトも幾らでもありますし、一見すれば誰にも迷惑をかけていなければ、正しいとするかのような、ネットマナーも皆無と言う方もかなり増えています。 私は、無料宣伝のページでは、アクセスアップで最も重要なのは、アクセスの”数”の増加では無く、効果のあるアクセスの増加である事を述べています。(管理者が意図する訪問者からの)”フォームからの問い合わせが増えた”、”掲示板が賑やかになった”、”利用者・参加者が増えた”、”注文・売り上げが増えた”などの実際の効果が出た時に、はじめてそれが本物であった事が理解できます。中級者以上のサイト管理者ならば、アクセス解析の結果などに振り回されず、この実証を最優先に見て考えるべきだと考えています。
インターネットは流動的で常に変化していますので、本文の有効性・信頼性にも”賞味期限”のような物があるとお考え下さい。
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