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Googleの検索結果に、自分のサイトを適切に反映させる

 このページでは、SEO業者などに依頼せず、自力でGoogleのSEOを実現したい方をアシストします。

 当サイトの考えるSEO、即ち、”検索エンジン最適化手法”として、自分のサイトが検索エンジンGoogleで、”検索結果に適切なポジションで反映されるようにする為の手法”について、 簡単にご紹介していきます。当サイトでは、”SEOは上位表示をさせる手法では無く、適切な位置で検索されるようになる為に、検索エンジンに通知する手段”として考えており、それに則った内容となります。

(*GoogleやSEOなる言葉が登場する以前から、ロボット型検索エンジンを軽視せず、重視すべしとしてきた、当サイトの無料宣伝のページをよくご覧になっておられる方でしたら、何も得る物の無い記事になるような気がしていますが…)

2006年現在のサイトのアクセスアップに関しては、検索結果の上位を目指すよりも、適切な位置にある事のほうが効率が良く、充実したコンテンツとユーザービリティに優れたサイト 構築を行い、ちゃんと見てくれる人のアクセス、再訪問者(リピーター)の増加、或いは、他の有力サイトからのリンクをして頂けるような面に注力したほうが効果があると 考察しています。

参考:SEOとは ※2003年暮れ〜の記事で、若干内容が古く、合致していない面もあります。

Googleを、まず知る事から始めよう。

 Googleの進化(*初期の頃の話は割愛します)に伴い、検索エンジンを騙すかの手法によるSEOは、とっくに終わっています。また、同時に、検索エンジンスパムサイトが行うような、誤った手法でサイトを構築してしまい、検索結果から除外されるような、過剰なペナルティーを与えられるかのような事も少なくなっていると思われます。

検索エンジンGoogleで、SEOを行うならば、まず、Googleの理念を理解される事をお勧めします。

Googleは、他の大手検索エンジンとは異なり、ポータルサイト運営によって利益を生む企業では無く、全世界の80%のシェアを持つ検索エンジンサービスとその技術力によって、利益を産み、ネットでは世界有数の規模を誇る企業です。 ですので、検索結果の”ノイズ”は除去しようと勤めるし、検索結果の改善に貢献しようとするサイトならば歓迎されるでしょう。

よって、Googleを頻繁に使う事で、Googleが見えてきますし、自分のサイトがどのような形でGoogleの検索結果に貢献できるかも理解できるのではないかと思われます。

キーワードを決めて、適切なタグで記述しよう。

まづ、出来上がったページを再度、何度か読み直した上で、主観的、客観的に、最も適した紹介文やキーワードを考えて下さい。この作業が最も重要になります。 過剰な(アクセスアップ)競争をせず、最訪問を期待されるならば、逆説:検索エンジン最適化テクニックを参照下さい。

<title>わかり易く読み易い、簡潔に表現した名前</title>
<meta name="description" content="ページ内容を適切に要約した読み易い紹介文">
<meta name="keywords" content="キーワード1,キーワード2,キーワード3…">

見出し h1,h2,h3…,画像 alt属性,段落 p,強調 strong,em

などのタグ(論理タグ)は、必要に応じて使い、『このページは、何のページなのか』が検索エンジンにわかり易いようにアピールさせておく。 また、見栄えを良くさせる為、ユーザビリティを向上させる為にスタイルシート(CSS)なども適切に設定しておく。

その他にも、効果のあるタグや、記述法、サイト構築法などはありますが、手始めとしては、あまり時流に左右されないであろうと思われる上記のポイントのみで良い と思います。また、ビギナーの方で勘違いし易いかもしれませんが、論理タグなどによって強調された箇所のポイント数は、ページ内でのキーワードの相対的な指数として理解されたほうが良く、他のサイトとの比較における絶対的な数値では無いので、闇雲に強調したところで効果はありません。見出しに関しても、いつでもh1が良いと言う事でも無く、h3やh5などでも良い場合もあります。 装飾タグも必ずしも効果が無いと言う事でもありません。私は、或る程度のアバウトさを持っていたほうが、検索エンジンの諸々の変動時の影響をあまり受けないように思います。逆効果にならないように、適切に行って下さい。
補足や注意事項などは、際限が無いほどありますので割愛します。 より多くの情報を知りたい方は、"W3C"でGoogleで検索し、正しい知識を得る事をお勧めします。

相互リンクや、リンク集への登録作業を、適切に行う。

 既にGoogleに登録済みのサイトに行う事で、自然とGoogleのクローラーが巡回してきて、登録されます。作業内容については、相互リンクの注意点や、無料登録検索エンジンの注意点などをお読み下さい。Googleにおける被リンクの重要性や、PR信仰の危険性などなどについては割愛します。また、登録作業を延々と繰り返すよりも、自然と多くの方にリンクして頂けるサイト作りに専念したほうが良い結果が出ると思われます。

検索結果の確認

基本的な一通りの作業が終わったら、サイトのURL(もしくはドメイン名か、サイト名称)をGoogleの検索窓に入力し、あなたのサイトがヒットするか確認して下さい。中々、ヒットしないようならば、サイトの登録から、クローラーの巡回の”催促”をして下さい。

数週間が経過しても、全く登録されていないようならば、ページの記述法、サイトの構造、及びサーバーやドメインの状況などを見直して下さい。

GoogleSitemapを使い、全てのページが、検索結果に反映されるようにする。

トップページや主要ページは検索結果に反映されるが、新規に設置したページなどで中々検索結果に反映されない場合は、Google Sitemap を使ってみましょう。Google Sitemapを利用するには、フリーメールのGmailのアカウントなどが必要になります。(*Gmailのアカウントを持っていれば、極めて高機能で広告も一切無い無料アクセス解析ツール、Google Analyticsなども利用できます)

Google Sitemapでは、XMLで記述された、独自のサイトマッププロトコルでサイト管理者が定義した、各ページの順位や重み付けなどに則り、Googleのクローラー(Googlebot)の巡回を促します。それによって、中々巡回されなかったページにも早期にGoogleのクローラーが訪問する確率が高くなります。

検索エンジンを用いたアクセスアップの手法と言うと、巷の一般常識化しているSEOの手法などによって、上位表示のみに執着しがちでしょうが、例えば、一般的なサイトの場合ならば、順位が1つ上がるよりも、今まで検索結果に反映されて無かったページが1つ増えたほうが、遥かにサイト全体のPVは上がるのではないかと思われます。サイト内の全てのページが適切に反映されれば、相当数のPVアップにつながります。GoogleSitemapは、その手助けになる可能性が極めて高いツールです。

サイトマップの作成には、GoogleSitemap内にサイトマップ生成ツールが用意されていますが、pythonが使えるサーバーが必須で、カスタマイズされる場合は、pythonが理解できる事と多少の英語能力が要るなどの条件があり、若干敷居が高いかも知れません。 難しいと思われた方には、簡単な物ですが、当サイトで、PHP版のGoogleサイトマップ生成ツールを用意しておきますので、必要ならばご利用下さい。 ページ単位の<changefreq>更新頻度 <priority>優先度 の設定もできます。PHPが動作するサーバーならば利用できると思われます。もちろん、一切、無補償 、ノーサポート(質問にもお答えしません)で、利用者の自己責任が原則です。著作権も放棄しませんので悪しからず。

GoogleSitemapの機能は、サイトマップによる適切な通知のみでは無く、(SEO的にも)サイトを健全な状態に保つ役割を担う、リンク解除すべき無効なデッドリンク 等がわかるエラー情報や、 アクセス解析ツールのようなキーワード分析などができるサイト統計情報、外部リンク名などのページ分析情報など、サイト管理者にとっては、非常に役立つ機能が豊富です。

追記: GoogleSitemap用の サイトマップ生成サービスは、海外の物で初心者には難しいスクリプトであったり、1ページのみしか対応していないオンラインサービスだったり、リンク強要をしたり、或いは有料のパッケージソフト販売だったりしたのですが、この記事を書いた後で見つけた XML Sitemap Generator はそこそこ使えそうです。但しページ毎のchangefreq,priorityは手作業で行う必要がある事と、オンラインサービスですので重いのが難点でしょうか。当サイトの物と同様に(?)、php版もありますが、これは有料の模様です。

Googleツールバーをインストールする。

web検索機能以外にもGoogleデスクトップ,Google Earth,Gmailやブックマークなどにも便利なGoogleツールバーは、インストールすると、ツールバー上に ウェブサイトのPR(ページランク)が表示され、そこにマウスをあわせると、4/10などの数値が現れます。このX/10の"X"がよく言われるPR(ページランク)で、 リンクポピュラリティによる、サイトの重要度を大雑把に示す指数と考えて下さい。高い値になれば、重要度が増しているサイト(ページ)とみなして良いでしょう。PRが高いと言う事は、”汎用的なキーワード”で、検索結果で上位で掲載される保障があると言う事ではありませんが、”そのサイトに合致した適切なキーワード検索”で検索結果に現れる確率は高くなると考えて良いでしょう。

また、サイト管理者にとって、Googleツールバーが重要な点は、ブラウザでGoogleツールバーを表示した状態で、あなた自身のサイト内を巡回し、また、あなたのサイトからリンクサイトへと訪問する事で、それらがGoogleに通知され、ページへのクロールや分析も促され る点です。

以下は当方の(無責任な)憶測ですが、Googleツールバーを表示しながら、(色々な意味で)有益なサイトへ訪問される事が多い方ならば、あなたのサイトにアクセスした場合も(何らかの意味で)有益なサイト、或いは関連性のあるサイトとみなされるケースもあるのではないでしょうか。 逆に、あなたがいかがわしいサイトを訪問される率が多いならば、あなたのサイトもそのように解釈されてしまうかも知れません。
また、その他の手法では、一時期、アドセンスを掲載する事で、Googleのクローラーの巡回頻度を上げる効果があったと言う話もありますが、当方では未確認です。

最後に

  今頃になって、このようなSEO推進とも解釈されるようなページを設けるに至ったのは、検索エンジンスパムが歯が立たないほどにGoogleが進化し続けている事が最大の理由かも知れません。また、Web2.0の浸透によって、サイト宣伝関連の業者が(当サイトで定義する所では無い、検索結果上位掲載法としての)SEO偏重指向では無くなってきている点も大きいでしょう。こて先のテクニックのみに依存した検索エンジン騙し的なSEOは大量集客の為の手段では無くなったと感じています。

加えて補足すれば、 汎用性の高い(とされてきた)キーワードでの検索率の低下が、ここ数年で顕著になってきている点も大きなウェイトを占めています。”低下”に関しては、公的なデータに基づく物では無く、当サイトの過去数年のアクセス解析の結果に基づく物なのですが、それによれば、検索ユーザーのニーズは多様化しており、 特定の汎用性の高いキーワードを攻略すれば、大量にアクセスが見込めるかのような時代では無い事が推察されます。 もちろん、サイトに不相応なキーワードでの集客を求める事で、本来マッチしているキーワードでのアクセスを遮断させる事にもつながりかねませんので、サイト運営上はデメリットの要素が大き くなっていると思われます。 巷で言う所のSEOの終焉が明瞭になってきた事で、ようやく安心してこのようなページを設ける事ができたと言うところでしょうか。

もし、SEO作業を行っても、あなたのサイトが、どう考えても、Googleの検索結果で好ましく無い評価を受けていると考えられるならば、地道にアクセスアップに有効とみなされる作業を考察、見直しを続けながら、 サイト運営を続け、辛抱強く待ってみて下さい。

もし、あなたのサイトがSEOの結果、検索結果で自他共に、どう考えてもおかしいと思われるほどに上位で検索される事になったなら、もしかしたら、それは一過性の物かも知れません。その期間内に、チャンスを生かし、結果に見合ったサイトコンテンツに仕上げておく事が得策です。

繰り返しになりますが、GoogleでSEOをされるならば、最初に書いた点が最大、最重要ポイントになるであろうと思われます。 これは、当サイトが、巷に氾濫してきたSEO情報に左右されずに、Googleと言う検索エンジンを見てきた事で、SEO効果があった事も、その実証となっていると思われます。

私は、 Googleの理念は今後も生き続けるであろうと思います。

SEOの技術を、より多くの方が知り、中々検索結果で適正に反映されず、不必要なサイト宣伝コストをかけてしまい、運営に失敗するようなサイト管理者が一人でも減ればと願います。

追記: もう1つの本音
さて、ここまで読んで頂けた方に、もう1つの本音を白状すると、もちろん、これからはSEOだと叫び出したのが、胡散臭い業者であり、その代表格的な企業が未だ個人運営のサイトであった時からの”動き”を見ていたので、『やってられんな』と言う事で、今まで記載するに至らなかった事と、誰かにこの情報を教えたいと言うモチベーションは、周りのサイトほどには無かった事です。 『ロボット型検索エンジンはロボットに非ず』と、世間の認識の逆を述べてきた時でメンタル面でのピークを超え、それがGoogleの登場で、(残念ながら、多くは利益目的のサイト主導でしたが)SEOと言う形で世間に広く認知されましたので、その時点で 役割を終えたかのような達成感があり、それ以上のモチベーションの持続は無かったと言う事になります。 (誰も言わないから言う、誰も書かないから書く、誰もしないからする。古いんですけど、ずっとこのスタイルですので、みながSEOだと連呼するならば、私は当然、口ごもります。)
SEOをビジネスにしている所では、今は掲載順位1位こそが最大の効果という古い信仰に基づく虚業が多いと認識していますが、検索結果に適切に反映させるようにする技術と改める事で、ネットの健全化に少しでも貢献できるのであらば、その旗振り役にでもなる事ができればと言う思いです。

インターネットは流動的で常に変化していますので、本文の有効性・信頼性にも”賞味期限”のような物があるとお考え下さい。

文責:無料サイト集 Kooss.com run 2006年04月

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