MediaPlayerClassic概要紹介
MediaPlayerClassic(メディアプレーヤークラシック 以下MPC略)は、旧版のWindowsMediaPlayer6.4によく似たデザインとシンプルでわかり易いユーザーインターフェースを持ち、MPEG-2デコーダ内蔵で単独でDVD再生など、コーデック不要で多彩な動画・音声ファイルに対応したマルチメディアプレイヤーです。
複数起動も標準対応し、複数動画の同時連続再生にも対応。
外部コーデックにより、更に多くのメディアファイルに対応します。
日本語版(JP)も配布。6.4.8.3 (JP)が最新。DVD再生はVLCより安定している模様。
・対応OS:Windows 98/Me/NT/2000/XP/Vista
・対応動画形式:DVD,MPEG,DivX,AVI,FLV,WMV,RM,MOV
・対応音声形式CD-Audio,WMA,WAV,MIDI,MP3,OGG
※一部のフォーマットは外部コーデック必須
MediaPlayerClassicの基本的な使用方法
Windows98/Meは"mpc98me" 2000/XP/Vistaは"mpc2kxp"で始まる書庫ファイルをダウンロード後、任意のフォルダに解凍し、"mplayerc.exe"クリックや、関連付け後動画ファイルクリック等で起動。
※Windows98/Me用でもXPで動作します。
旧版のWindowsMediaPlayer同様に操作できます。
主な機能は、再生,停止,一時停止,再生速度減少/増加,コマ送り,シーク,再生位置移動,音量操作,画面キャプチャ(bmg/jpg),音声ズレ修正など。
関連付けは、"表示"⇒オプション⇒プレーヤー⇒"関連付け"で、拡張子などを設定後[OK]で完了。
MPCに複数ファイル又はフォルダをドロップすれば再生開始です。
[表示]⇒"プレイリスト"で一覧が出ますので、ファイルクリックで指定の動画が再生されます。
プレイリスト上で右クリックで、プレイリストの整理と保存(pls,m3u,asx対応)等ができます。
ドライブにDVDソフトを入れ、[ファイル]⇒"DVDを開く"で再生開始。
リッピングしてHDDに保存した"VIDEO_TS"フォルダを指定して再生することも可能。
[操作]より、音声や字幕の選択、チャプター移動などのDVDプレーヤーとしての機能を利用できます。
MediaPlayerClassic 備考・注意事項
YouTubeなどのFLV動画再生は、”ffdshow”をインストールする事で対応します。
初心者の方ならば、無料ソフト一覧で紹介している、”K-Lite Codec Pack”のほうが、多彩なコーデックも含まれており、簡単かも知れません。
ガイダンス・初心者向けアドバイス
世の中、何でも見た目重視で、デザインも凝った物が人気があるようですが、中身が伴わねば意味がありません。そう言う意味で、このMPCは、よく出来たメディアプレイヤーと言えるでしょう。一通り使えば、最強のメディアプレイヤーとして支持するユーザーが多い事が理解できると思います。
ただ、MPCを使うきっかけは、コーデック不要のDVD再生の人が比較的多いと思いますので、DVDプレイヤーとしては、”見た目”で力不足の感は否めないので、MPCの良さを知らぬままに別のメディアプレイヤーを利用していると言う方も多いのかも知れませんね。
その他無料ソフト
- ■∵無料ソフト その他の無料ソフトや、別のダウンロードサイトをお探しの方はこちらで。
- ●∵Aplayer フォルダ内動画ファイル(wmv.wma.avi.rm等)を簡単連続再生。複数起動対応。
- ●∵VLC コーデック不要のDivX.FLV,DVD再生ソフト Mac.LinuxでもDivX再生可
- ●∵RealPlayer RM形式動画再生,動画保存対応の高機能マルチメディアプレイヤー。
- ●∵QuickTime アップルのMOV形式等のクイックタイム動画再生対応マルチメディアプレイヤー
- ●∵K-Lite Codec Pack FLV,DivX,RM,H264,MP3 Lame等、大量の動画・音声コーデックパック。